前編 -  後編 -  戻る -  トップページ  

潮岬ミーティング(中編)

朝になって嫌々起きてみると空は一面の雲。しかしO前は今日、大阪に戻らねばなりません。
「O前、カッパ持ってきた?」
「俺にカッパは必要ない。絶対に雨は降らん」
「でも今日雨降るで。コンビニかどっかでカッパ買ったら?」
「金がもったいない」

今にも降り出しそうです。
この海の荒れ具合といい、雨雲の暗さといい、全てがO前に味方しているかのように感じられません
こんなところで記念写真を撮るぐらいならさっさと帰ったほうが良かったのかもしれません。
この余裕がO前コンツェルン社長の実力でしょうか。
カッパを買う余力もありませんが。
「・・・。」
すでに雨は激しく降り注いでおりました。
「今度のツーリングはひたすら走っている記憶しかない。」
すまんね・・。雨降るとは思わんかった・・。
「だめだ・・私にはどうしても今日中に大阪に帰らねばならない理由がある・・。
O前コンツェルン社長としてのプライドというものぐわぁっ!!」
「バイトかね・・。」
「・・・。」
ごらんのとうりかなりの寒さです。強風です。大雨です。絶好のツーリング日和です。
私は思いませんが。
O前が小さく見えます。
かわいそうなO前。同情を禁じ得ません。
私は絵(ネタ)になる写真がとれてハッピーだったなんてこれっぽっちも思っていません。
「出発するときに手を振ってくれ」と頼んだのですが、
断られました。
その結果より悲痛な写真になってしまいました。
6時間後、彼から一通のメールが。
「出発から3分で道を間違えただいま和歌山県和歌山浦中三丁目のコンビニにいます。
はっきりいって死にそうです。寒過ぎです。ずぼん2枚はいてるのにパンツまでぐっしょりです。
はい。
昨日は暖かくて眠りそうですが今日は違う意味で眠りそうです。
永遠に。(原文ママ)」
本気で心配したわしは即座に応援のメールを打ちこみました。
「戻って来い!!」
わしらに残された娯楽は、昨日スーパーで購入したこの「人生ゲーム」しかありません。
はっきりいって拷問でした。
こんな写真はいくらわしでも撮りたくなかったのですが・・。
ゆうじ氏本人の希望でとりました。
おもわずファイルサイズを小さくしてしまいました。
はい。
たまらなく暇なので、しかたなく近くのおみやげやまで行きました。
おみやげやといえばなんといっても水攻め。これしかないでしょう。
豊臣秀吉並のtanの水攻めで、疲労にやつれた表情をみせるゆうじ。
なぜかすごくサッパリした表情なのは気のせいでしょうか。
すいません。つい私の趣味で載せてしまいました。
こういうかたつむりとかでんでんむし(おんなじか)とか
マイマイとかウミウシが大好きなんですよ。
なんていい趣味なんだ、と自分でも思います。
はっはっは。
ところであなたはかたつむり派ですか?
でんでんむし派ですか?
私は断然でんでんむし派ですが。
理由は内緒です。考えて見てください。
それから左の銅像のバンダナが誰の仕業かも内緒で
す。考えないで下さい。
このテントとテントの間の限られたスペースで飯を作らねばなりません。
こんな日は調理の不要な弁当にすべきでしょうが、
西ケト的にはカルビ肉を限界まで食すしかありません。
カッパを着こんで調理する羽目に陥るゆうじ。
それを手伝いごま油を渡すtan。
なんて良いコンビネーションなんだ。
まさに連帯意識の強いチームだ。
私ですか?
わたしは当然のごとく観察していました。
なんて重要なポジションなんだ。
やけくそで人生ゲームをプレイ。
この時のトップは私。べべゆうじ。
人生の縮図をみる思いです。

前編 -  後編 -  戻る -  トップページ